炭鉱夫は止まらない

世の中に眠った役立ちそうなものを探して綴る雑記

MicrosoftのタブレットPC、Surface Proについてのお話

ネットを見ていると意外とSurface Proの購入を検討している人がいるようなので、実際にSurface Pro3を1年半使用している僕がその使用感について語ってみようと思います
ちなみに名称が非常にややこしいのですが、発売順はSurface Pro3 → Surface Pro4 → Surface Proとなってます
つまり僕が今使っているのは2世代前のものということですね

f:id:jewel_yuki:20170817234522j:plain:w300

Surface Proのスペック

Surface Pro3以降のスペックを比較してみました

f:id:jewel_yuki:20170817234608p:plain:w500

Surface Pro3からSurface Pro4へはほぼ全ての面において進化しているのがわかりますね
一方でSurface Pro4からSurface Proへの変更点はCPUの向上とバッテリーの増加でしょうか

スペック表やベンチマークとか示されても正直よくわからないという人も少なくないのではないでしょうか
と言うことで2世代前ではありますが、Surface Pro3の使用感を参考にしてもらえればと思います

Surface Pro3の使用感

タブレットPCというとノートPCに比べると劣ってしまうイメージが僕の中にはあったのですが、そんなことはありませんでした
十分なスペックのSurfaceを購入したためというのもありますが、サブPCとして十二分な性能を発揮してくれています
ちなみに僕のSurface Pro3のスペックはCore i5にメモリ4GBのSSD128GBです

僕はSurface Pro3とは別にデスクトップPCを持っていて、画像編集や動画編集なんかはそちらで行っていますが、それ以外についてはほぼSurface Pro3を使っています
手軽さは大事ですね

起動が速い

電源ボタンを押せば即ログイン画面が出てきます
ログインして10秒もすればもう作業が出来る状態になります
話を聞く限りではMacなんかはもっと速いそうですが、これだけ速ければ十分でしょう
起動が速いのはSurfaceの性能と言うよりはOSの恩恵が大きいのでしょうが

タイプカバーが非常に優秀

Surface専用のキーボードであるタイプカバーですが、非常に薄いため最初はあまり期待はしていませんでした
しかし、実際に使ってみるとタイプ感がしっかりとしていて押しやすいので特に不満はありません
重さが300gあるので本体と合わせると1kgを超えてしまうのが難点ですが、マグネット式で取り外しが非常に簡単なので、その時の状況に合わせて付け外しが選択できます
とは言え1.1kgという重さはノートPCとしては非常に軽い部類なため持ち運びは苦ではありません

軽い作業は快適

WordやExcel作業であればデスクトップPCと遜色ない作業が可能です
Web閲覧についてですが、僕はEdgeというブラウザを使っています
正直Edge自体は有名なブラウザであるChromeに比べると使い勝手は劣るのですが、動作の軽さが比べ物にならないくらい快適です
とりあえずEdgeを使っている限りではタブを10個程度開いて長時間Web閲覧を行っていても動作が重くなるなんてことはありません

ゲームも一応出来る

PCゲームと言っても求めるスペックは色々ですが、いわゆる美少女が沢山出てくる系のゲームであれば最新のゲームでも問題無くプレイ出来ます(3D系の特別ハイスペックを要求するものはわかりません)
また、ネットゲームに関してですがMHFは特に問題なくパーティーで狩りに行くことが出来ます

他のネットゲームはやったことがないのでわかりませんが、FF14なんかはSurface Pro3では推奨スペック的にはギリギリで、快適にとはいかないかもしれません
Surface Pro4や最新のSurface ProであればCPU内蔵のGPUの性能が大幅に向上しているため、メモリを8GBのものを購入すればそれなりにプレイ出来るのではないでしょうか

いずれにせよ熱が篭りやすいタブレットPCに高負荷をかけるゲームを長時間行うのはあまりオススメしませんが

バッテリー持ち時間は機種による

あくまでSurface Pro3の話ですが、実使用にてweb閲覧やOfficeの使用、動画閲覧等色々なことをして4~5時間といったところでしょうか
公式スペックがweb閲覧で9時間とのことですがwebをずっと表示してるだけの場合ですかね
しかしSurface Pro4では動画閲覧で9時間、更には新型Surface Proでは13.5時間と大幅にグレードアップしているようなので、概ね1日は使用できるのではないでしょうか
とすれば新型はノートPCとして考えれば十分に持つ部類ですかね

タブレット機能はおまけ

タブレットPCなのにタブレット機能がおまけとはどういうことだと思ってしまうかもしれませんが
しかし、800gという重さはPCとしては非常に軽いのですがタブレットとしてはやや重く、片手で持つには厳しいです
また、画面右上のほうに結構な熱を持つため両手で持っているのも辛いかもしれません
専用のタイプカバーが非常に優秀なためわざわざタブレットとして使うメリットが薄いというのもあります
これはSurfacePro4や最新のSurface Proでも変わらないかと思います
一方でSurfaceならではのタブレットとして便利な点があり、Surface単品で自立することが出来ます
高解像度の画面と合わせて旅行時の新幹線で映画を見るなんて目的では便利だったりします

タッチペンは使いにくい

専用のSurfaceペンなるものが付属しており、液晶ペンタブ的な使い方を期待している人もいるかもしれませんが、正直言って別途ペンタブを繋いだ方が使いやすいくらいの性能でした(Surface Pro3の話)
ただしこのタッチペンについてもSurface Pro4、新型Surface Proとどんどん性能がアップしているようです
もし液タブのような使い方を検討している人は必ず店頭で実物を触ってみるようにしてください
購入前に自分が求めている水準を満たしているか確認をした方が良いです

終わりに

なんでもかんでもSurface Proで
と言うのは厳しいかもしれませんが、日常的な使い方であれば非常に快適な動作を提供してくれます
本体とタイプカバーを合わせるとそれなりの値段をしてしまいますが、その値段に見合った機能を持っていることは間違いありません
安価なノートPCなんかはスペックの割に動作遅かったりするので…(実体験)
持ち運びも動作も重視しているのであればぜひ検討してみてください

ではでは~