炭鉱夫は止まらない

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ジムやランニング時にストレスフリーなBluetoothイヤホンの選び方とオススメ7選

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ジムでのトレーニング時やランニング中など、運動中に音楽を聴きたいという人は多いのではないでしょうか。
かく言う僕もその一人で、最近ランニング用にBluetoothイヤホンを購入しました。
が、見事に選び方を間違えてしまい、使用感にストレスを感じながらも渋々使い続けるなんてことに。

スポーツ時のイヤホンによるストレスというのは、使う前はなかなか想像できません。
しかし、いざ使用感の悪いイヤホンを購入してしまった際のストレスは計り知れません。
今回はそんな後悔をしないために、ストレスフリーなイヤホンを選ぶポイントを紹介していきます。

イヤホン選びの重要ポイント

ジムでのトレーニングやランニング時に実際に使用して感じた、イヤホン選びにおいて重要な要素を紹介していきます。

イヤホンの抜け難さ

とりあえずこれが満たされてなきゃ始まらない! というくらい重要なのが、イヤホンの抜け難さ。
昔ながらのインナーイヤホンと違って、現在主流のカナル型イヤホンはかなり抜け難くなってはいます。
それでも、スポーツ時に体に生じる振動はかなり大きく、イヤホンが抜けてしまうということは珍しくありません。
ではどういうイヤホンが抜け難いかというと…

まず一つ目はイヤーフック型イヤホンです。

普通のイヤホンに耳掛けが追加されており、余程の衝撃を与えなければまず抜ける心配はありません。
種類はあまり多くはありませんが、スポーツ向けを謳っているイヤホンでは比較的多いかと思います。
ただ、稀に耳の形に合わず負担がかかるという人もいるようです。

もう一つが装着感を重視した形状のイヤホンです。
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耳の内部に引っ掛かりができるようなシリコンゴム製の突起が出ているもので、本体から直接出ているものからイヤーピースから出ているものといろいろあります。
メーカーや種類によって程度の差はあると思いますが、結構激しい動きをしても抜け難いです。

コントローラーが分離していないこと

言葉にするといまいち分かりづらいですが、ようは下図の赤丸部分のことです。
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このコントローラー部分があると耳~首元あたりにぶら下がるわけですが、ランニング時は激しく動いて体にぶつかってくるため非常に鬱陶しいです。
こうした鬱陶しさを避けるためには

・イヤホン部分にコントローラーがあるもの
・完全ワイヤレスイヤホン

のどちらかを選ぶと良いです。

防水性能

外でのスポーツ中というのは突然の雨に降られることもあり、小雨であればそのまま継続することも珍しくありません。
そうでなくとも、ある程度激しい運動をすれば結構な汗をかいてしまい、イヤホンに汗が垂れてしまいます。
汗程度で簡単には故障しないだろう、と思っていてもそこは電子機器。油断しているとすぐに壊れてしまいます。
ちゃんと防水性能のある製品を選びましょう。

オススメのBluetoothイヤホン

先ほど説明した重要なポイントを満たした、ジムやランニング時にオススメのBluetoothイヤホンを紹介していきます。
必須要素を踏まえた上で、あとはどこまで音質や使用時間などの付加価値を求めていくか、予算に合わせて選択していってください。

SoundPEATS QY7

超低価格帯のスポーツ向けワイヤレスイヤホンです。
IPX4とそこそこの防水性能を持ち、値段の割には悪くない音質とコストパフォーマンスに優れています。
AACコーデックに対応していますがイヤホン自体の性能は決して高くないため、高音質のためというよりは遅延が低減される程度に思ったほうが良いです。

JVC HA-EB10BT

イヤホンを付けた状態でも周囲の音が聞こえる“オープン型”のイヤホンで、外でランニングをする人に特にオススメです。
防水性能はIPX2と決して高くはありませんが、汗程度であれば問題ありません。雨の中はちょっと注意したほうがいいかも。
最大の難点は、音がしょぼいこと。
元々安いイヤホンだからというのもありますが、オープン型イヤホンの宿命のようなもので低音は特に残念なので、音が聴ければなんでも良いという人向けでしょうか。
もし予算があってもっと高音質なものが良い! という人は、SONYのWI-SP500を検討してみてください。

Anker SoundBuds Sport NB10

IPX5防水規格を持つスポーツ用ワイヤレスイヤホンです。
値段の割には悪くない音質だと思います。(過度な期待はいけません)
この製品はネックバンド式なのでケーブルが短く、運動時の煩わしさがほとんどないところが大きな特徴です。
また、IPX5なので汗や雨の心配がいりません。ただし水に浸けたりプールに入ったりはしないように!

Ankerは中国メーカーではありますが、日本支社もありサポートが厚く評判が良いところもポイントですね。

SONY WI-SP500

環境音も聞きやすい開放型のワイヤレスイヤホンです。
IPX4なので、汗や多少の雨でも安心です。
AACコーデックにも対応しており、iPhoneを使用している人であれば高音質再生も可能です。
音はSONYの中価格帯製品に多めの、低音がやや強めの設計となっています。
開放型は音がスカスカな製品が多いため、そうした欠点が補われているところが良いですね。
付属のイヤーチップは突起状で滑りにくく、多少の激しい運動では問題ありません。
ただし、サイズがSとMしかないため、普段Lサイズのイヤーチップを使っている人は一度店頭で試した方がいいかもしれません。

SONY NW-WS625

これ自体がウォークマンにもなる異色のワイヤレスイヤホンです。
このイヤホン自体に音楽を入れられるため、スマホやウォークマンを持ち歩かなくても音楽が楽しめます。
もちろん、スマホやウォークマンと繋げてBluetoothイヤホンとしても使えますよ。
そして、こちらのイヤホンは数少ない公式に海やプールでの使用が可能というのが最大の特徴でしょう。
水泳での使用を考えているのであれば恐らく他に選択肢が無いのではないでしょうか。
他にも便利な機能が盛りだくさんで、「外音取り込み機能」や指にはめて操作できる「リングタイプリモコンが付属していたりもします。

Bose SoundSport Free wireless headphones

スポーツ向けで防滴仕様(IPX4)の完全ワイヤレスイヤホンです。
完全ワイヤレスのため、ケーブルから完全に開放されることができます。
また、完全ワイヤレスでありながらBoseらしい非常に高音質な音楽を楽しめます。

ただ、一部で左右のペアリングが切れるという報告があります。
購入者が多いのでこういった報告が上がってきやすいというのはあるのでしょうが、品質についてはちょっと不安ではありますね。

Jabra Elite Sport 3.0

IP67と高い防塵・防水性能を有したスポーツ向けの完全ワイヤレスイヤホンです。
このレベルの防水でしたら汗や雨の心配もいらず、シャワーを浴びてもまず問題ありません。プールや海はダメですが。
Boseに比べて小型で耳から出る部分が少なく、しかも左右のペアリングが途切れにくいというところが高く評価されています。
そうした優位性を持ちながら音質はBoseに決して引けを取らないレベルで高音質です。

唯一の難点がバッテリーの持ちが3時間しかないというところ。
一般レベルでトレーニングをする人であれば問題ありませんが、フルマラソンに挑戦するような人にはバッテリー不足かもしれません。

まとめ

スポーツ時にストレスを感じにくいイヤホンの選び方は、以下を重要視することがポイントとなります。

・耳から抜け難いイヤーピース
・リモコンが邪魔になり難い構造
・汗や突然の雨で壊れない防水性能

デザイン設計をしている人で実際にスポーツ時にイヤホンを使っている人が少ないのか、上記のポイントを全て満たしたイヤホンというのは予想以上に少ないです。
そして、これらのポイントを無視して安易に適当なイヤホンをオススメしている人もまた多いです。

スポーツ時に音楽を聴くというのは、快適さを向上させるためだと僕は思っています。
そんな音楽を楽しむために、余計なストレスを増やしてしまっていては意味がないですよね。

この記事を参考にしてスポーツをより楽しんでもらえたら幸いです。

今日はそんな感じで
ではでは~