炭鉱夫は止まらない

世の中に眠った役立ちそうなものを探して綴る雑記

千歳くんはラムネ瓶のなかのファンレターを送ってサイン本貰うまで

ガガガ文庫から出ているラノベ『千歳くんはラムネ瓶のなか』(通称チラムネ)の作者、裕夢先生にファンレターと本を送ってサイン本を貰いました!

もともとの経緯ははてブでも話題になったこちら
togetter.com

ざっくりと言うと、サイン本の転売品に高いお金を出すくらいなら本を送ってくれればサインしてあげるよというものです。
ファンからすれば大変ありがたい対応ですね。

今回はチラムネのサイン本を貰うまでの手順について詳しく説明していきます。

注意点

まずはじめに、今回文庫本にサインしていただけるのは裕夢先生の御厚意によるものです。
他の作者さんが同様の対応をしてくださる可能性は非常に低いうえに、迷惑になってしまうのでやめておきましょう。

必要なもの

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今回サインしてもらうことができるのは、『千歳くんはラムネ瓶のなか』の文庫本限定です。
色紙とか他のグッズとかはできないのでご注意ください。
ということを踏まえたうえで必要になるのが以下のもの。


サイン本を貰うのに必要なもの・ファンレター(必須!)
・ファンレターを入れる封筒
・B5サイズ程度の発送用封筒
・返送用の封筒
・250円分切手×2 (荷物の重さによる)


ファンレター

手紙も何も無しで本だけ送られてくるのは味気ないという裕夢先生きっての要望なので、これは必ず用意しておきましょう。
どれくらいの文量を書くかは自由ですが、あまりたくさん書いて用紙の枚数が増えると先生が読むのが大変なうえに郵便代も上がってしまうことには注意してください。

必要最低限の文章で最大限の気持ちを表現しましょう。
ちなみに僕はブログを書くノリでファンレターを書いていたらA5用紙1枚に収まらなくなってしまい、慌てて文章を削る羽目になりました。

ファンレターを入れる袋

今回は文庫本だとか返送用の袋とかを一緒に入れるため、ファンレターをそのまま封筒に入れるのは中でグシャグシャになってしまう恐れがあるので避けた方がいいでしょう。
何かしら封筒に入れておくのがベターです。

僕はたまたま家にあった長形4号の封筒を使いました。

ただ、かなり味気ない感じになるのでもっとオシャレな封筒に入れたほうがいいかもしれません。
茶封筒で送ったのはさすがにちょっと後悔しています。

発送用の封筒

ファンレターや文庫本、そして返送用の封筒もろもろを入れるための封筒です。
返送用の封筒のサイズ次第ですが、いろいろと入れることになるので角型3号(216×277)の封筒を使うのがオススメです。
これでも結構ギリギリになりました。
文房具店や100均で購入できます。
通販で買おうとすると滅茶苦茶高いです。

返送用の封筒

サインしていただいた本を返送してもらうための封筒です。
文庫本さえ入れば何でもいいのですが、普通の封筒だと返ってくるまでに本が傷つきそうで不安です。

そこでオススメなのがAmazonで本を買ったときに入っている封筒です。
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丈夫なうえに入手方法がAmazonで買い物をするだけと入手性しやすいのも良いです。しかも一度使ったものをリサイクルすることになるので環境にも優しいですね。

Amazonでライトノベルを見る

切手

出版社にファンレターを送るのには郵便代金がかかりますし、サイン本を返送してもらうのにも郵便代金がかかります。

詳細は日本郵便のサイトをご確認ください。
www.post.japanpost.jp


今回、僕の場合は規格内の定形外郵便(規格は長辺34cm以内、短辺25cm以内、厚さ3cm以内)として発送したため、発送代金、返送代金ともに250円でした。
重さやサイズが変わる場合は代金が変わってしまう恐れがあるので注意してください。


切手は郵便局はもちろん、コンビニでも購入することができます。
250円切手というのはそうそう無いようなので、100円切手や50円切手を組み合わせて使うことになるかと思います。

実際に送ってみた

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字が汚い…。

準備

必要なものを揃えたら発送用の封筒に宛先と発送者の住所氏名を記入しましょう。
うっかり自分の住所を書き忘れたら返送してもらえない可能性があるので注意が必要です。
ちなみに今回の発送先は以下のようになります。


発送先住所〒101-8001
東京都千代田区一ツ橋2-3-1
小学館ガガガ文庫編集部
裕夢先生


返送用の封筒にはあらかじめ自分の家の住所を宛先に記入しておくと返送ミスが防げるうえに親切でよいでしょう。

次に必要な郵便代金を算出します。
今回僕が用意した構成で重さを測ったところ、240gでした。
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250gを超えると郵便代金が250円から380円に上がるので、豪華な封筒を使ったりファンレターの枚数を増やしたりする場合など、僕と違う構成にした人は切手代に注意が必要です。

重さがわかったら封筒に切手を貼っていきます。

発送用の封筒はもちろん、返送用の封筒にも切手を貼ることを忘れないように!

返送用の郵便代金は余程特殊な封筒を使わない限りは250円になるかと思います。
少なくともAmazonの封筒なら250円です。

あとは返送用の封筒含めて発送用の封筒に入れて封をして、ポストに投函するなり郵便局に持っていくなりすれば完了です。

サイン本が送られてきた

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ということで実際にサイン本が我が家にやってきました!

本には僕の名前と裕夢先生のサイン、そしてサインした日付が書いてありました。
完全に僕専用のサイン本ですね。
大事にしたいと思います。

今回返送までにかかった期間ですが、6/28に発送して返ってきたのが7/5なので、ちょうど1週間ですね。
これは裕夢先生と編集部の忙しさによって前後すると思うので気長に待ちましょう。

終わりに

かれこれ10年以上ラノベを読み続けていますが、ファンレターを書いたというのは今回が初めてでした。
正直なところファンレターを送るというのはかなりハードルが高く、いくら本が気に入ったとしてもなかなかファンレターを書くまでには至りません。
今回は「サインを貰う」という明確な目的がそのハードルを大きく下げてくれました。
また、一読者としては「ファンレターを送った作品」というのは応援したくなる気持ちが他の作品と比べて非常に高くなります。
実際に僕はチラムネの続巻を購入する気マンマンですし、余程のことがない限りは購読を続けるでしょう。

個人的には他の作家さんにも続いて欲しいなと思うこのサイン本返送方式ですが、やはり負担がでかいので厳しいでしょうかね。