映画『ノーゲーム・ノーライフ ゼロ』を観てきた話
昨日劇場版『ノーゲーム・ノーライフ ゼロ』を観てきました！
この映画は原作小説ノーゲーム・ノーライフ6巻のお話になります
原作を読んだ身としては感動間違いなしな作品であったため期待して観に行ったわけですが、期待を裏切らない最高の出来でした
あらすじ
ゲームで全てが決まる世界【ディスボード】を創った唯一神テトは、エルキアの路地裏でひっそりと空腹で行き倒れていた
いづなの施しで生き存えたテトは、いづなに六千年以上前の物語を語り始める
天を割り地を割いた『対戦』
そんな戦いに最弱の種族である人間の男と一体の少女が挑む
誰の記憶にも記録にも残らない、それでも”僕”だけは忘れない物語
「―なぁ、またゲームしようぜ…今度こそ、勝ってみせるから、さ…」
とまぁこんな感じの内容が6巻の公式ページに書いてあるわけですが、ざっくり言うと今の“ゲームで全てが決まる世界”が誕生するに至った物語です
テレビアニメを観ていなくても楽しめる映画
普通アニメの劇場版、ましてやこの作品はテレビアニメの総集編でもない
そんな作品なのになぜテレビアニメを観ていなくても楽しめるかと言うと、この作品がテレビアニメの六千年以上前の物語ということでテレビアニメに出たキャラが一部を除いて冒頭と終わり以外一切出てこないためです
そのため、前知識無しでも十分楽しめるのです
ただし、そうは言っても多少の前知識はあったほうが楽しめますけどね
この世界にはエルフやドワーフ、ドラゴンやオールドデウスと呼ばれる神等の種族が存在し、そんな中に魔法も使えないし文明も未熟な最弱の種族である人間が混じっている、と
これだけ知っていればとりあえず大丈夫かと
アニメを知っていれば更に楽しめる
アニメ観てなくても楽しめると言いましたが、もちろんテレビアニメを観ていたほうが楽しめる要素もあります！
その一つとして、今作品の主人公であるリクとヒロインであるシュヴィがテレビアニメの主人公であるソラとヒロインであるシロにあたる人物の関係性です
この二人のペアの声優が一緒なのはすぐにわかると思いますが様々な共通点があることが映画を見るとわかると思います
この二人の生まれ変わりがソラとシロ…かどうかは原作含めてどこでも語られていない内容ですが、少なくとも唯一神テトにとってはとても大きな意味を持っているように思えます
非常に感動できる物語
記事の冒頭でも述べましたが、原作を読んでいるのでこの作品がとても感動できることは既に知ってる
そんな状態で観ても劇中2度も泣いてしまいました
テレビアニメではふざけたノリばかりのノーゲーム・ノーライフですが、この作品では涙すること間違いなしです
ただしテレビアニメ同様のふざけたノリは健在なため、そのノリが嫌いな場合は少々厳しいかもしれません
あと、終盤が少々駆け足ぎみになっていたためそこだけどうにかならなかったかなぁと
個人的には原作の中でも一番好きな物語です
終わりに
劇場版では珍しい続編とは違った物語の『ノーゲーム・ノーライフ ゼロ』
決して損はしないため皆さんぜひ観に行ってください！
そして映画を気に入ったなら原作の6巻を買いに行きましょう
ではでは～
