【レビュー】モンハンワールドベータテストの感想と魅力
いよいよ発売が今月と迫ってきているMonster Hunter:Worldことモンハンワールド!
今更ですがベータテストの感想と本作の魅力についてお話したいと思います。
プレイしてみた感じ
何はともあれプレイをしてみないことには何も言えません。
体験版でできることはドスジャグラス、ボルボロス、アンジャナフの討伐の3種類のみ。
キャラメイキングは出来ず、用意された6種類の中から選択するだけ
ざっくりとこんな感じです。。
もっと細かく何ができるか知りたい人は公式HPをご覧ください。
CAPCOM:モンスターハンター:ワールド 公式サイト
キャラクリエイトしたらとりあえずクエだよねってことでシングルプレイで遊んでみました。
ついに日本語をしゃべり始める受付嬢
とりあえずプレイして早々衝撃を受けました。
う、受付嬢のボイスが日本語だー!
今までのシリーズではモンハン語っていうんですか?英語っぽい発音だけど実は何言ってるかわかんない言葉をしゃべっていたのに、今作では流暢に日本語をしゃべる受付嬢を見ることが出来ます。
個人的には違和感バリバリです。
ま、まぁどうせしゃべるなら意味のある言葉しゃべったほうが良いよね…。
クエストの始まりは痕跡集めから
受付嬢と話を付けたらようやくクエスト開始!
本作はマップが広い上にやたらとリアルな描写になっているため、綺麗な半面どこに何があるかぶっちゃけわかりにくいです。
そこで活躍するのが本作から導入されることになった導蟲。
フィールド上にある足跡や体液などの大型モンスターの痕跡を一定量集めると、導蟲がそのモンスターの元へと案内してくれるようになります!
発想は面白いな!って思ったし、こうした痕跡を見つけていくのはワクワクします。
ただ…導蟲って…。他に何かなかったの?と思わなくもない。
どうせならアイルーとかに頑張ってもらいたかったかな。
ただ、こいつのおかげで延々と大型モンスと鬼ごっこする必要がなくなったのは大きいかなと思います。
今までのシリーズだと、運悪く初期位置逃すとどこにいるかわからなくなる奴がいましたからね。
思ったより操作が難しい
これでもMHPから始めてMHFやMHXXまで欠かさずプレイしてきたので、「操作練習なんかしなくても余裕でしょ!」とか思ってたらそんなことはなかった。
何これ全然わかんない。
ここ最近はもっぱら3DSでのモンハンだったことから、L2、R2を使っての操作って全然わからないんですよね。
しかも僕がメインで使ってる武器は操虫棍。3DSでしか存在しなかった武器です。
するとどうなるかと言うと、
どうやってジャンプするのー?
誘導弾どうやって出すのー?
ということになってしまいます。
しかも今回はジャンプ斬りの斬る前にワンアクション挟むせいでタイミングわかんないし。
とは言えこれはちゃんと説明見なかった自分が悪いだけなので別にカプコンは悪くないです。
更に、丁寧なことに画面右上に操作方法の案内が表示されているのでプレイ中でもちゃんとわかります。
あとは慣れるしかないですね。
それから新しい要素のスリンガー。
今まで投げて使っていた閃光玉やナイフなんかは基本的にこいつで撃つようになります。
当然新しい要素なので、説明を一切読まずに始めた僕にはどうやって撃つのかがさっぱりわからない。(これも画面右上に操作方法は表示されます)
PVなんかだとかっこよく活用していますが、いざ自分が使ってみるとヒット感が薄く「今撃った?撃ったの?」と思ってしまうことがしばしば。
あと、体験版をちょろっと触った限りではワイヤーアクションがどこで出来るのかわかりませんでした。
採取が簡略化されたのは良いこと?
今まで肉を焼いたりアイテムを拾うのにやたらと時間がかかって煩わしかったものが、本作からは歩きながらサクッと取れるようになりました。
サクッと取れるのは良いんだけど、いくらなんでも簡略化し過ぎじゃない?
ほぼノーモーションで薬草や木の実を採取しているので、採ったのかどうかわかりにくい。
ほんとただのわがままで申し訳ないけど、一瞬止まってサッと取る仕草を入れるとかでもよかったんじゃないの?
いや、あの無駄に長いモーションが無くなったのは嬉しいんだけどさ。
モンスターが仲間に!?
本作では小型モンスターと戦闘をしているとなんと、オトモがモンスターとお友達になります!
シングルプレイ限定の仕様ではありますが、ちゃんとパーティー欄にも追加されて一緒に戦ってくれます。
ケストドン♀ってことは♂もいるのかな?
ちなみにフレンドリーファイアが当たり前のモンハンなのになぜか仲間モンスターには攻撃できません。
また、今回新しく登場する「テトルー」というアイルーによく似たモンスターも登場するのですが、これが戦闘時に稀にサポートしてくれたりします。
僕が体験した内容としては、ツタでモンスターを一定時間拘束してくれるというもの。
拘束時間が地味に長かったし、わざわざ罠を設置する必要もないので地味に助かります。
これもソロ限定なのかな?
少なくともパーティーにオトモがいる必要があるみたいです。
これらのシステムはソロでプレイすることの多い僕にとってはかなり嬉しい内容でした。
体験版の割に敵が硬い
体験版ということで今回が初モンハンという人もそれなりにいるはず。
その割にモンスターの体力が結構多く、なかなか倒せません。
特に体験版はクエスト時間が20分と短めで、あまりブラブラしてる余裕がありません。
経験者なのに一番弱いドスジャグラスに8分もかかっちゃった!恥ずかしい。
[
これ、初心者がソロでやると挫折する可能性があるんじゃ…。
幸い敵の攻撃はあまり痛くないので、適度に回復薬を飲んでいればまずやられることは無さそうでした。
マルチプレイについて
知らない人とプレイするのが苦手な僕は基本友人としかマルチはやっていなかったのですが、体験版だし、ということでマルチに挑戦してみました。
ちなみに「おまかせ」を選ぶと行きたいクエに合った人と自動的にマッチングされます。
集まりがやや悪そうでしたが、このお手軽さは結構良いですね。
いちいち集会場行って挨拶して「Z順で貼りましょうか」とかめんどうなやり取りしないで済むし。(ほんとコミュ障)
ところでマルチでクエストするとクリア後にこんなの出てくるんだけど。
こういう貢献度的なものを可視化するのはあまりよろしくないのではと思ったり思わなかったり。
体験版での感想
MHXなどでもそうでしたが、体験版だと面白さを十分に実感できないですね。
画質が凄いなーとか、モンスターの動きがよりリアルになったなーとかはわかるんですが。
個人的にモンハンの面白さは、キャラクターメイキングから始まり、ちょこちょこと採取で素材を集めたり徐々にフィールドに詳しくなっていったりといった積み重ねにあると思っています。
なので、体験版ではつまらないと思った人も製品版をプレイすれば面白いと思う人はきっとたくさんいると思うんですよね。
結構色々な点で不満を述べてますが、楽しみなのは間違いないです。
好きな作品ほど細かいところが気になってしまって。
期待しているポイント
ここからは体験版ではまだわからない、けれども公開されている個人的な期待ポイントを紹介していきます。
新モンスターは16種!
1/6時点で判明している新種のモンスターはなんと16種類!
ナンバリングから外れた新シリーズであることを踏まえてもかなりの数ですね。
個人的にはパッケージモンスターであるネルギガンテに期待しています。
見た目はモンハンのモンスターっぽくないですが、“己の身を顧みることなく破壊の限りを尽くす”ってなんかよくないですか?
最近のモンスターは警戒心強すぎて強者って感じがしないので、ガチンコ勝負できることを期待しています。
モンスター同士のなわばり争い
発売が発表された直後から公表されてきたモンスター同士の戦い。
個人的にはこれが一番楽しみなんですよね!
今までのシリーズでは大型モンスターは例え他のモンスターがいようとも一心不乱にハンターを狙い続けます。
一方でハンターがいなければお互い不干渉でうろうろしてるだけ。
こんなのおかしいよ!
ってずっと思っていたんですが、ついにモンスター同士でも争うようになりました。
実は体験版でもリオレウスがモンスターを襲うなんてことを見れたようなのですが、残念ながら僕は出会えませんでした…。
しかししかし、最新のPVで超気になる映像が!
なんと看板モンスターである滅尽龍と炎王龍が対決しています!!
[参照:モンスターハンター:ワールド公式HP、プロモーション映像6]
今まで古龍が出る時は他のモンスターは登場しませんでしたが、今回は古龍同士の戦いが見られるのでしょうか。
そもそも今回の物語が古龍渡りを起点としていることを考えれば十分あり得る展開でしょうか。
これはめちゃくちゃ楽しみです!
フィールドギミックの多様さ
今まではただの背景だったフィールドでしたが、今作では刺激すると毒をまき散らす植物があったり、岩を壊すと鉄砲水が現れてモンスターを流してしまったりと数多くのギミックが搭載されているそうです。
こうしたものの実用性が高ければ、どこで戦うかというのが非常に重要になってきてより戦略的なゲームになりそうですね。
終わりに
1/26にようやく発売されるモンスターハンター:ワールド。
久々にPSに戻ってきただけでなく、モンハンらしさはそのままに大幅に進化した新しいモンハンは非常に楽しみですね!
ちなみによくオープンワールドと勘違いされているようですが、フィールドがシームレスになっただけでオープンワールドではないですよ。
っていうかどこにもオープンワールドなんて書かれてないんですけどね…。
勘違いしてガッカリするなんてことのないようにしましょうね。