【スマホゲー】メダロットSが懐かしくも改善がみられて面白い
ババンバーン、ババンバーン、ババンバーンとーバトルだー!
わかる人にはわかる、アニメ1期のメダロットOPでございます。懐かしいですね。
そんな懐かしいゲーム『メダロット』がこのたびスマホゲーとして新しく登場したのですが、思っていたより面白かったので紹介したいと思います。
ちなみに僕はメダロットは1~4までしかやったことのないにわかなのでガチ勢からのツッコミはご遠慮ください。
メダロットってどんなゲーム?
意思を宿す不思議な力を有した“メダル”を装着して動くロボット“メダロット”を駆使して戦うゲームです。
メダロットには“頭パーツ”、“左腕パーツ”、“右腕パーツ”、“脚部パーツ”、そしてメダルを装着することができて、この組み合わせをカスタマイズして自分だけのメダロットを作り上げるのが醍醐味になります。
単品では弱いパーツも、組み合わせ次第ではえげつないことに…。
このメダロット同士で戦うことを“ロボトル”と言います。基本的にはひたすらロボトルを繰り返すゲームですね。
シリーズによって悪の組織“ロボロボ団”と戦ったり宇宙人と戦ったり色々ですが、本作はメダロットを戦わせる大会「メダリンピック」で優勝を目指す物語であります。
明らかにオリンピックを意識しています。
ちなみにシリーズ経験者からするとメダリンピックってまさにオリンピックのように色々な競技をする大会なんですが、そこはスマホゲーの問題なのか予算の問題なのか、ロボトルしかやらなそうです。
メダロットSのゲームシステム
ストーリー
悪の組織“ロボロボ団”に騙されそうになっていた女の子“ヒサキ”を救ったところ、新型メダロット“クロスメサイア”を譲ってもらう主人公“アラセ”。
その代わりメダリンピックに出てもらうことを条件に出されたアラセは、メダリンピック優勝を目指すことになる。
まぁスマホゲーにストーリーなんて期待しちゃダメですよ。
そんなことよりヒサキちゃん可愛すぎじゃない?
これ本当にメダロットかよとツッコミたくなるレベルの高いヒロイン。
この子が特訓してくれるとかそれだけでプレイする価値あり!
ゲームシステム
戦闘
昔ながらのシャトルラン形式のバトル。
過去作をプレイした人にはおなじみだけれど、新規の人からすればなんだこれと思うこと間違いなし。
充填と放熱を視覚的にわかりやすく表現するためにシャトルランやってるんだけれど、表現の幅が広がった今、もうちょっとどうにかならなかったのか。
とは言えバトルシーンは大幅にグレードアップしています!
撃つ時はちゃんと撃つポーズをするし、格闘攻撃はちゃんと殴りに行っていて迫力は増しています。
自分がカスタマイズしたメダロットが動いてくれるのは嬉しいですね!
まぁ動くの見ると純正メダロット組みたくなるんですけど。
育成
メダロットの育成はメダルの強化とパーツの強化の2つに分かれます。
従来はメダルだけの育成だったことからすると大きな違いですね。
育成には専用のアイテムを使います。
専用アイテムは曜日バトルだったり課金だったりで集めることができます。
余程急ぐわけでなければ課金は必要なさそう。
ぶっちゃけどれだけ有能なパーツだろうと強化しなければザコだし、強化すればどのパーツも強くなります。
ちなみにスマホゲーらしくパーツは★でランク分けされていて★1から★5まであるのですが、実はどのパーツも進化させれば★5まで上がるので、あまり★にこだわらなくても良さそうです。
ガチャ
スマホゲーらしくガチャがあります。
イベント入手のパーツを除き、今作はガチャでしかパーツ入手はできません。
ガチャ枠にはパーツ1つのものと一式セットのものがあり、10連引くと最低でも1枠一式になります。
思ったよりもパーツは集まるため、課金をしなくても十分楽しむことはできそうです。
パーツのランクは★1~★5までありますが、ガチャで入手可能なのは★2~★3だけです。
それ以上にするにはパーツを強化するしかありません。
逆に言えばどのパーツも★5まで成長するため、必ずしも★3パーツが当たりとは限らないところは注意が必要です。
ちなみに今作ではダブったパーツはランク強化素材として勝手に合成されるため、パーツは1つずつしか持てません!
ゴッドエンペラー3体で囲ったり開幕プロミネンス3連射とかできないのでご注意を。
過去作からの大きな変更点
基本的には今までのシリーズをプレイした人は特に違和感なくプレイすることが可能ですが、一部今までのシステムから大きく変更されているポイントがあります。
射撃も格闘もターゲット方式
今まで射撃はターゲット指定で格闘は一番近い相手に攻撃というシステムだったのですが、今作はどちらもターゲット指定方式に変更されました。
しかも、どの機体を狙うか自分で選ぶことができます!
見当違いの相手を狙ってはイライラということを繰り返してきた今までのシリーズとは大きく異なりますね。
更に、狙ったパーツや機体が壊れている場合は代わりに別のパーツや機体を狙ってくれるため、無駄になるターンがないというのも精神上とてもいいです。
それらを含めてメダロットらしいとも言えましたが、あれはストレス溜まりますからね。個人的にはこれくらい緩くなった方が今の気風には合っていると思います。
パーツ特性の仕様が変更
例えば過去作ではミサイルと言えば絶対ヒットだしがむしゃらハンマーは貫通攻撃といった感じでした。
しかし、今作ではミサイルだろうが避けられるしハンマーは貫通じゃなく全パーツにダメージ分散するよう変更になっています。
この辺り今までと大きく仕様が異なるため、結構注意が必要です。
ざっくりこんな感じ
ガトリング:ランダムに3回ダメージ判定
ナパーム:ランダムに3回ダメージ判定
ハンマー:全パーツにダメージ
ミサイル:全パーツにダメージ
ビーム:CG(旧MF)が一定以上あると威力2倍
ブレイク:相手のHvパーツ数に応じて威力倍増
バグ:防御不可&充填中なら行動失敗
地味にバグが超強化されてて恐ろしい。
他にも新しい要素が追加されているので各自確認してみてください。
これは入手しておけってパーツ
ファンシーエール一式
期間限定ピックアップのメダロットで、ピックアップ期間を逃すと当分入手不可っぽいので、入手するなら今です。
頭パーツのバグと左腕パーツのナパームがなかなか強力なので持っておいて損はありません。
ただし、脚部は飛行パーツなのでアンチエア攻撃に注意。
バンピロテウテス
ヴァンプスキッドの頭部パーツで、使用中は自分含め味方全体が格闘攻撃に対する完全ガードです。
★2にも関わらず破格の性能。
序盤の敵は格闘攻撃ばかりのため、これ使ってるだけで完封できてしまうことも。
ファイア/メルト攻撃パーツ
攻撃後に継続ダメージを与えるパーツ。
ドラクエやポケモンで言う毒みたいなものだけど、与える合計ダメージがめっちゃ多いのでスペック以上に強いです。
ヘルフェニックス、ベノムスコピー、フレイムティサラなど対象メダロットが何体かいるため、あまり気にせずとも初期のガチャ20連で1パーツくらい入手できているはず。
索敵パーツ
味方全体の命中率をアップさせるパーツ。
火薬攻撃(ミサイル/ナパーム)の絶対ヒット効果が無くなったため、格上や回避能力の高い相手だと避けられまくってストレスがマッハです。
対象はロクショウのアンテナとゾーリンのビーエス、そしてパームスのロザリオ。
実は初期特典で配られるPロクショウの頭部も対象パーツになるため、別にガチャで入手できなくても問題ないです。
気になる点
基本的にはメダロットらしさをしっかり出したなかなか良くできたゲームだったのですが、少しだけ気になる点もありました。
テンポが悪い
歴代メダロット自体がテンポ悪いゲームだったわけですが、そこは別に踏襲しなくてもよかったんじゃないかなーと。
シャトルランが遅いのも気になるし、戦闘モーションをスキップできないのも気になります。
3DSで出た移植版のように2倍モードを導入してもいいじゃなかろうか。
倍速モードがありました。戦闘モーションもスキップされるため快適です!
キャラ数(機体数)が少ない
まぁこれはリリース直後なので仕方ないのですが、現時点での登場メダロット数は70体程度です。
これだけ聞けば十分なように思えますが、ポケモンで70匹しか登場しませんと言われればどれだけ少ないかなんとなくわかるのではないでしょうか。
恐らく徐々に増えていき、そのたびに目玉メダロットを登場させていくのかと思いますが、現時点での目玉がティレルビートルと初登場のファンシーエールしか無いため、これらを入手してしまうとあまりガチャを引く気になりません。
もうちょっと目玉を追加してもよかったのでは?
終わりに
『メダロットS』は過去に少しでもメダロットにハマった人は絶対に楽しめる出来になっています。絶対やりましょう!
始めてメダロット知った!って人が楽しめるかはちょっとわからないですが、ロボットをカスタマイズしていく面白さは時代を越えて不変のはず。
とりあえずやってみましょう。
詳細やアプリのダウンロードは以下からどうぞ。
※ アフィリンクじゃないので安心して踏んでください
medarotsha.jp