リストバンド型活動量計Fitbit Alta HRを使ってみたのでレビューしてみる
[2018年1月21日更新]
社会人になると運動不足なんじゃないかなとか、健康について不安になったりとかしませんか?
運動をする習慣が無い身としては「よし、がんばろう」と一人で思ったところで3日坊主になるのがオチなわけです
なんてことをいつまでも思っていたところで結局何もやらない
それはマズイ!
と思い、最近話題になっている活動量計というものに手を出してみました
なぜFitbit Alta HRを購入したのか
活動量計と言われると僕は未だに万歩計のようなものが思い浮かんでしまいますが、最近はリストバンド型活動量計というのが流行っているようで、しかも今は脈派まで測れるとのこと
僕が研究していた頃はLEDで脈派測るのも中々大変だったのに、時代の進歩というのは凄いですね
どうせ買うなら最新技術盛り込んだようなのがいいよなぁとか思いつつ検索
結果として悩んだのが以下の3種類
・Fitbit Fitbit Alta HR
・Garmin vivosmart3
・EPSON PULSENSE PS-100BL
これらの特徴をわかる範囲で比較することこんな感じ
この3種類にした理由としては、活動量計の中でも脈拍機能が付いているものが欲しかったからです
せっかく腕に付けるんだから腕に付ける意味を持たせたいですよね
とりあえず比較してみてわかったのは、EPSONのPS-100はいくらなんでも電池寿命短すぎ!
あと、防水機能も要注意!
各社わかりにくいのですが、PS-100の3気圧防水は強めのシャワーとかかかると危ないかもしれないレベルの防水機能です
手洗いとかで使えなくなっても保証してくれないってことですね
ということで真っ先にPS-100は除外
実質悩むことになったのはFitbit Alta HRかvivosmart3かになります
スペック表には実は書いてないのですが、vivosmart3には気圧高度計が付いています
そう考えるとvivosmart3のほうが魅力的かなと思ったのですが、高度がわかると何がかわるのかがいまいちわからなかったのと、デザインがあまり…
vivosmart3はいかにも活動量計!ってデザインのため、スーツ等の仕事時には合わないんですよね
ということでデザイン的に気に入ったのと、何より小さくてスーツ時に来ても違和感がなさそうというのが決定的で僕はFitbit Alta HRを購入することに
Fitbit Alta HRはこんな感じ
Fitbit Alta HRは非常に小さいデバイスなのがわかるでしょうか
ベルトは腕時計と同じいわゆる尾錠タイプで止めるため、腕時計と同じ感じで使用できます
あと、ベルト交換が非常に簡単で、ワンタッチで取り外しが可能です
充電は専用のクリップで、USBに繋がります
充電器そのものは付属していないため、スマホ用の充電器に繋ぐ等で対応する必要がありそうです
ちなみにYシャツ姿で身に着けるとこんな感じ
Yシャツ姿やスーツ姿で身に着けていても違和感ないと思うんですがいかがでしょう。
Fitbit Alta HRは何ができるの
歩数が測れるみたいな基本的なこととは別に、Fitbit Alta HRを1カ月程使ってわかった機能を紹介していきます
自動エクササイズ認識
ランニングやサイクリング等を行った際、自動的に認識して記録してくれます
そのため、わざわざこの時間は運動していましたよーと指示する必要がないのです
日々自転車通勤を行っている僕としては非常にありがたい機能です
こういうのを見るとなんだかんだ運動しているんだなと実感出来て楽しいです
運動した!と客観的に見れるのはモチベーションを保つ上で非常に重要だと思うんですよね
スマホと連動でGPS機能
なぜか公式では触れられていませんが、スマホと連動することでGPS機能を活用できます。
GPS機能を活用することでランニングやウォーキングのより正確な距離を記録することができ、しかもこのモードだと心拍をより詳細に確認できます。
これによって効率の良い運動をすることができます。
自動睡眠記録とアラーム
日々の睡眠開始時間と起床時間を自動で認識して記録してくれます
特に睡眠開始時間というのは自分ではわからないわけで、それを検知してくれるのは睡眠の質を知る上で非常に助かります
僕の場合、いつも23:30頃に床に就くのですが、実際に寝付いているのは0時を過ぎているみたいです
それでもって起床が6時なので睡眠時間は6時間未満なわけですね
どうりで眠いわけだ…
といった感じで自分の正確な睡眠時間がわかるため、もう少し早く寝なきゃと思うようになりました
また、このデバイスにはサイレントアラーム機能というのが付いていて、あらかじめ設定した時間になると振動によって起こしてくれます
元々僕はスマホのアラーム音で簡単に目覚められるので参考にならないかもしれませんが、手首で振動するとすぐに気付いて起きることができます
家族で寝ていて、自分だけ起きなければいけない時なんかは便利かもしれません
ただし一点だけ残念なことが
EPSONのPS-100のように浅い眠りのタイミングでアラーム!なんて機能は無く、ただただ指定した時間に振動するだけです
せっかくレム睡眠とノンレム睡眠を判定する機能があるんだからレム睡眠中に起こしてくれればいいんですけどね!
運動リマインダー
一定時間動かないでいると、運動を催促するかのように振動します
長時間座っているというのは身体に悪いということで、1時間に250歩の運動を推奨しているとのこと
自分では気付かないためこういった機能は助かります
ちなみにこの機能をONにする時間は設定できます
デフォルトでは9:00~18:00に設定されていて、丁度仕事の時間と被っていたので僕はそのまま使っています
腕の動きを感知して時計表示
地味に便利だなーと思ったのがこの機能
腕時計を見るかのように腕をぐいっと胸元に持ってくると自動で表示が付き、時計を見ることが出来ます
たまに誤検知で用もないのに光ってしまったりしますが、表示時間が非常に短いためそこまで気にならないかと
その他の機能
これはデバイスの機能というよりはアプリの機能ですが、日々の食事と水分量摂取量を記録することができます
ただし自分で入力する必要があるため、面倒くさがり屋な僕は一度も記録したことがありません
気になる点
Fitbit Alta HRを買ってみて概ね満足しているのですが、一部他社製品の機能と比較すると“この機能があればな”と思うところがあります
心拍ゾーンのお知らせ機能がない
EPSONのPS-100では心拍数が有酸素運動のゾーンに達したら知らせてくれるといった機能があるそうなのですが、Fitbitでは自分でいちいち確認する必要があります
ランニングをする際にはこの機能があれば身体に合った速度調整が出来るのになとは思います
ストレスチェック機能がない
無いものねだりになってしまいますが、vivosmart3にはストレスチェック機能があるそうです
同じ脈波センサー付きのデバイスであり、しかもFitbitのほうが発売日が遅いことからこの機能を付けてくれればいいのにとは思います
vivosmart3のストレスチェック機能がどの程度かわかりませんが
電池は7日間ももたない
バッテリーの最大持続時間は7日間と謳っていますが、普通に使っているとそんなに持ちません
体感としては大体5日に1回は充電したほうがいいんじゃないかという感じでしょうか
まぁこういうのは最小消費電力での計算ですから、このFitbit Alta HRに限らない話ですね
SサイズとLサイズ選びに悩んでいる人
Fitbit Alta HRにはSサイズとLサイズの2種類が用意されています
それぞれの対応手首周囲は以下のようになっています
Sサイズ:140~170
Lサイズ:170~206
対応周囲の測り方は手首の周りにぐるっとメジャーを巻き付けて測りましょう
ところで手首周囲が170mm前後の人はどちらを買えばいいか悩みませんか?
正直僕は悩みました
僕の手首周囲は165mm程度なのでSサイズがギリギリ入ります
でも、これって一番外側だし万が一入らなかったら付けることもできないんじゃ?
と悩んだあげく、Lサイズを購入しました
結果としてLサイズを選んだのは正解でした
一番内側に取り付ければ手首にフィットしましたし、一つずらせば締め付け感が無くなり寝る時に最適です
どこかで見かけたのですが、しっかりフィットした状態で寝るとベルトに大きな負荷がかかり切れてしまうことがあるのだとか
ということで、手首のサイズが170に近くてSサイズとLサイズどちらを買うか悩んでいる人は、Lサイズを購入することをオススメします
終わりに
各メーカーのデバイスそれぞれに特徴があるため、全ての人が満足できる活動量計というのは無いかとは思います
ですが、これから生活習慣の改善を、運動を始めようという人であれば、このFitbit Alta HRというデバイスは期待を裏切らないと思います
・おまけ
複数の活動量計を同時測定する実験を行ってみましたので、活動量計選びの参考にどうぞ
www.coal-miner.com
また、最近の活動量計の傾向と用途別のオススメを紹介する記事も書いていますのでこちらもどうぞ
www.coal-miner.com